もとからそういう傾向はあったのだけれど、コロナ禍に突入してから特に顕著なのが、
「レッスンスタート前に、静かに、座って、ただ待っている」という現象。
静かに座って待っているとお行儀がいいと言われるのは、どこかよその、別世界の話。
演劇の世界では本来、始まる前の時間は自分の身体や気持ちをあたためる時間。
声を出したり、身体を動かしたり、することが望ましいのですが…
ちーん。
このご時世だと自然に「距離を開けて」「ぺちゃくちゃしゃべらずに」という感覚になるんでしょうか。
コロナ前は、ゲームをしたり、おしゃべりをしたりする関係にちょっとずつなっていってたのに…
でこれがなぜよろしくないかといえば、レッスンがスタートした時のテンションが、だだ下がりなんですね。
スリープ状態から立ち上がるのに、時間がかかるわけです。
これはなんとかしないと…
ということで、ゲームをひとつ。
リーダー(講師)の号令「ストップ!」やら「ゴー!」やら「ジャンプ!」に合わせて、みんな一斉に動きます。
それだけなんだけど、「次はなにかな?」と若干のどきどきあり。
リーダーはオトナなので、そこそこ楽しいように、飽きないように、動き方をアレンジしますよ、そりゃ。
-たのしい?
-うんまあ。
で、だ。
こんどはこれ、みんなだけでやってみよう。
いつ、誰が声かけてもいいよ。
定番の5つ以外のこと言ってもいいよ。
自分がたいくつしないように、ね。
っていうのが次なるミッション。
どう、どうどう?
ペアで感想を言い合ってみる。
「うーん、すぐストップって言われちゃうから…」
「誰も言わないと、誰が言うの?ってなっちゃうから…」
「言う人が決まってきちゃうから…」
「やっぱり、先生がやるのが、いいと思う。」
はいきましたー。
そうは問屋がおろさないよ。
「止まりたくなかったら、別の号令かけていいんだよね」
「やだったら、自分がやりたいこと、言っていいんだよね」
「いつでも誰でも、言っていいんだよね」
つまんなかったら、つまるようにするのは、自分。
いまどうだったら、楽しい?
さて、自分から!
の第二弾。
ちょっとハードな三角関係。
ふたりが、Aさんを、それぞれ自分の動きで誘惑。
Aさんは、やりたくなった方の動きについていって!
いかにAさんの興味をひくか。
まずは視界に入らないと!
なかでもつぎつぎと魅惑的な動きを繰り出していた、とーしー少年。
さて。インプロショーに向けて、少しずつ現実味のあることをやっていきましょう。
登場の仕方。
お客さんにする挨拶。
拍手をもらう。
木の平台がずれてコケるくらい、元気よく登場したのーぶー。
すばらしい!本番では、平台をなんとか固定しましょう。
いちにちいっこ、パフォーマンスをしてみましょうかね。
なにをやるか、ということを言わないで、まずはボランティア募集。
「やることを説明するから、3名出てくれる?」
ここで、りーつーとのーぶーが出てくるのは、いつものことなんだけど、
なんと今日はハンナちゃんが!
これまでは、どちらかというと慎重派。
なにをどうやるか、見極めてから着手したい、というタイプなのですが…
すばらしい。素晴らしいよ君たち。
感激のあまり写真を取り損ねたので、レッスン後に記念撮影。
肝心のハンナちゃんがクールな表情。
今日は「ワンワード」
ひとり1文節をリレーして、ストーリーを作ります。
詰まったり、楽しくなくなったりしたら、
「もう1回!」
と声を合わせて叫ぶシステム。
舞台の上で、どう居るか。
自分が居心地のよい、わくわくできる場をどうつくるか。
ショーまでの道のりは、まだまだ…!
こどものためのドラマスクール沖縄では、新しい仲間をいつでも募集中。
年度や月の途中からでも入会できます。
レッスンは毎週日曜日 10:10-11:50、体験・見学可。
場所は那覇久茂地の「ゆかるひホール」
また、遠方で通えない、という小・中学生でも受講できるオンラインレッスンも実施中。
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レッスン日は
毎月曜日17:00-18:15
毎火曜日18:00-19:15
第2第4土曜日9:30-10:45
現在入会金無料/1レッスン1000円
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